天河大弁財天社 奈良の風景

初春の天河大弁財天社 奈良の風景初春の天河大弁財天社(大峯本宮天河大辨財天社) 奈良の風景 奈良県吉野郡天川村

桜の開花にはまだ少し時間がかかりそうな、三月中旬のある寒い日、参拝に訪れた「天河大弁財天社」は独特の重厚な雰囲気が漂っていました。

奈良県の真ん中から少し南に行ったところに位置する天川村は、今も女人禁制の山である「大峰山」がそびえ、熊野と吉野を結ぶ参詣道でユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に構成要素の一つとして登録されている「大峯奥駈道」がある場所です。

そんな天川村に鎮座する「天河大弁財天社」は、福岡県にある宗像大社を総本宮として各地で祀られている三女伸「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」の一柱で水の神として知られる「市杵島姫命」を主祭神としてまつっていて、音楽、芸術、芸能の神、財宝の神として厚く信仰されています。そのご神徳にあずかろうと芸能人をはじめ、一年を通して数多くの人が訪れる有名な神社です。

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