年末の真清田神社 愛知の風景

年末の真清田神社 愛知の風景年末の真清田神社 愛知の風景 愛知県一宮市真清田

「繊維の街」としても知られる愛知県の一宮市は、約37万人の人々が暮らす都市。愛知県内では名古屋市、豊田市、岡崎市に次ぐ4番目の規模を誇る街です。神社のことに少し詳しい方なら名前から既にお分かりかもしれませんが、「一宮市」の名は「尾張国一宮」(一宮とはそれぞれの地域で最も社格の高い神社のこと)である「真清田神社」が当地に鎮座していることに由来しています。

真清田神社は伝承によれば神武天皇33年(紀元前628年)、または崇神天皇年間(紀元前27年〜70年)創建ともいわれる古社で天火明命(あめのほあかりのみこと)を主祭神として祀る神社です。「天火明命」は、太陽を神格化したといわれる神様であり、開運厄除け、子孫繁栄の守り神として近隣はもとより尾張国一円、さらには尾張国を越えて広く人々の崇敬を集めてきた神社です。

写真はそんな真清田神社の年末の風景。

本州の太平洋側にある都市の、冬の午前中特有の、カラリと乾燥した空気と透明感のある優しい日差し。沢山の人々が訪れる大晦日〜正月を前に、屋台の準備を進める人のほかには散策の途中らしき軽装の参拝客がたまに通りかかる程度で、のんびりとした穏和な時間が流れていました。

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