秋の富士宮 朝の風景 静岡の風景

秋の富士宮 朝の風景 静岡の風景秋の富士宮 朝の風景 静岡の風景 静岡県富士宮市

見慣れているはずのいつもの街並みが雪に包まれて素晴らしい風景に見えたり、なんということもないそこら辺の原っぱが満開の野花と夕日のおかげで絶景になったり、南国の透き通った海でも何でもない普通の海が光の具合で見たこともない輝きを見せたり、と「景色」は時に私たちが思いもしなかった「面」を見せてくれる時もありますが、この日の富士宮の林の光景もまさにそれでした。

元々、とても自然豊かな場所であり、富士山の清らかな水がすぐそばに流れていて、空気もとても清浄で最高に気持ちの良い場所ではありましたが、11月のあるとても寒い日の朝に訪れたこの場所は、いつもにまして清らかな空気が漂っていて、身体がその中に溶け込んでいってしまうのではないかと思うほどに最高に心地よい空間となっていたのです。

とはいえ、到着した時には空は既にだいぶ明るくなっていたものの、太陽はまだ低い位置にいたのです。のんびりと散策した後、歩いて車の方に戻ろうとしたときに目に入ってきたのが写真の光景。つい十数分ほど前までは、木々の中を通るただの「小道」であったのが、木の合間から差し込んでくる朝の太陽の優しい光が木に当たって幾筋もの影を作り、それは美しい「光の道」になっていたのです。光に透ける葉の美しさ、光が当たって鮮やかさを増す落ち葉の美しさ、そして木々の作り出すシルエット。それはまだ少し眠かった頭が突如すっきりとしてしまうほどに素晴らしいものでした。