米子城跡から見る冬の大山 冬の鳥取の風景

米子城跡から見る冬の大山 鳥取の風景米子城跡から見る冬の大山 鳥取の風景 鳥取県米子市久米町

山陰随一の名城とも称され、現在国の史跡にもなっている米子城(米子城跡)は、1470年頃に築かれたといわれる、鳥取県米子市に位置する城です。中海に面した標高90メートルの湊山を中心に本丸、二の丸、三の丸が配され、往時には四重天守と小天守(四重櫓)、三十の櫓と二十の門が設けられた壮大な城であったといいます。その片鱗は現在状態よく残されている石垣にも見ることができます。幾つもの城を訪れているような人をして「今まで見た中でも指折りの素晴らしい石垣」といわしめるほどのものなのです。

写真はそんな米子城跡から見た風景。雪を抱いた大山のある絶景です。お城は往々にして眺めが良いものですが、この米子城も最高の眺めを持つ城であり、中海側の開放感のある景色も素晴らしいのですが、反対側の「大山」が「どんっ」と構える風景も壮観で、広々とした本丸跡で(寒すぎなければ)いつまでものんびりとしていたいと思うほどの気持ちよさ。実際、城を訪れた時も、冬ながらも日差しがポカポカと暖かく爽やかな陽気で、ゆっくりと過ごしている人たちが何組も見受けられました。

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