空から見る富士山 静岡上空 静岡の風景
冬の晴れた日の朝に、羽田空港から西向きの便に乗ると飛行機の窓から美しい富士山が見える時があります。
もちろん、よく晴れて雲がなければ冬以外の季節でも富士山は見えますし、朝でなくても綺麗に見える時もありますが、やはりよく晴れた冬の朝の富士山が最高なのです。地上から見る、もしくは船の上から見る冬の朝の富士山も素晴らしいですが、飛行機の上から見る、いつもと違うアングルの富士の絶景に、空の上で気分が最高に上がってしまうのです。
西向きといっても山陰に行くか、関西や九州方面に行くかで見える窓の向きも変わります。航空会社のサイトで確認できるので、興味がある方は是非あらかじめどちらの側で富士山が見えるのかを調べてから、座席を予約するのをおすすめします。
あとはフライトの当日、お天気が良いことを祈るだけ。お天気が良くても富士山の上に雲があったら見えないので、フライトの当日に晴れて、なおかつ富士山の上に雲がないことを祈りましょう。条件が揃えば最高に素晴らしい富士山を目にすることが出来る筈です。座席にモニターがついている便であれば、今どの辺を飛んでいるかを確認出来るので、それで現在地を確認しつつ窓の外を眺めると見逃すことがないかと思います。
そう、飛行機は思いのほか速いので、気がつくとあっという間に通り過ぎていたりするので、その点お気をつけ下さい。あとはカメラかスマホを構えて富士山の出現を待つだけです。
そうそう、肝心なことを忘れていました。いくら富士山が見える側だからといって、翼の上やすぐ後ろだと見えにくいので、出来れば前の方がおすすめです。翼の後ろだとその日の気流や風の強さなどでエンジンから出る熱が揺らめいて、くっきりと見えない時もあるので、前方か、もしくは一番後ろの方がよいでしょう。
これからの時期、明るい時間帯に羽田空港発、もしくは羽田空港行きの飛行機に乗られる方は、ぜひ窓の外の風景、富士山のある絶景を楽しんで下さいね。