新年の高良大社 福岡の風景
新年の高良大社 福岡の風景 福岡県久留米市
JR久留米駅から東に約9キロメートル、車で約20分ほどの場所に位置する標高312メートルの山「高良山(こうらさん)」の中腹に筑後の一宮「高良大社(こうらたいしゃ)」はあります。創建年代は諸説ありますが一説には「履中天皇元年(400年)」、今から1600年以上前、と言われる長い歴史を持つ神社であり、厄除け、交通安全、延命長寿などの神様として地域の人々をはじめ広く崇敬を集める神社です。
そんな高良大社は、久留米では「久留米成田山」や「水天宮」などと共に久留米の人々の初詣の地としても知られ、大晦日から元旦には交通規制がかかるほどに沢山の人で賑わいます。正月三が日には10万人を超える人々が訪れ、気持ちも新たに、日頃の感謝や願いをこめて参拝するのです。
写真は高良大社の新年の午前中の本殿前の光景です。少し早めに行動した為か、なんとか駐車場に車を止めることができ、比較的スムーズに参拝出来ましたが、例年正月の三が日は朝8時頃には混み始め、昼くらいにはかなりの渋滞が起きるといいます。実際帰る際には麓のあたりで既に渋滞が始まっていました。
高良大社は謎の多い神社としても知られ、一部の人々には「パワースポット」としても有名だといいます。他方で、山の中腹に鎮座する為、久留米市街を一望出来る、とても眺めが良い場所としても知られています。
写真では中々伝わりきらない境内の清浄かつ力みなぎる感じや、眺めの素晴らしさは、一度実際に感じてみて頂きたいもの。まだ行かれたことがない方は、久留米方面にお出かけの際には是非参拝してみてくださいね。