吾妻峡 群馬の風景

吾妻峡 群馬の風景初秋の吾妻峡 「鹿飛橋(しかとびばし)」周辺 秋の群馬の風景 群馬県吾妻郡東吾妻町

群馬と長野の県境(群馬県吾妻郡嬬恋村と長野県上田市)にある鳥居峠に源を発し、渋川市で利根川へと流れ込む全長約76キロメートルの吾妻川。その吾妻川が流れる群馬県長野原町~東吾妻町にかけての渓谷が「吾妻渓谷」と呼ばれる渓谷です。安山岩や凝灰角礫岩からなる地盤が長い年月をかけ、吾妻川の水の流れによって浸食されて出来上がった渓谷で「吾妻峡」として国指定の名勝にもなっているのですが、この「吾妻峡」、渓谷としての清らかな美しさや、ゴツゴツとした岩がそこかしこに剝き出しになっている荒々しさ、迫力もさることながら、柔らかな新緑や色鮮やかな紅葉の名所としても知られているのです。

特に秋の紅葉の風景は広く知られており、毎年10月下旬~11月頃になると河岸や周辺に鬱蒼と生える落葉樹が色鮮やかに紅葉し、川の流れや岩肌と共に作り出す美しい秋の装いは、訪れるものを目を楽しませてくれるのです。

その美しさは、九州・大分の紅葉の名所「耶馬渓」に例えて称されるほどで「関東の耶馬渓」と呼ぶ人もいるとかいないとか。なんせ、群馬県民には欠かすことのできない「上毛かるた」の「や」の札には「耶馬渓しのぐ吾妻峡」とあるのです。