港の見える丘公園から見る横浜ベイブリッジ 神奈川の風景
港の見える丘公園から見るベイブリッジ 神奈川の風景 神奈川県横浜市中区山手町
関東大震災によって大きく破壊されてしまったのは無論東京府(当時)のみならず、むしろ震源に近かったこともあり神奈川の被害は甚大なものであった。火災の多さ・大きさと犠牲者の数では東京が際立っているが、建物の全壊・半壊数は、横浜を含む神奈川の方が圧倒的に多かったことをデータは示している。横濱港開港後、時代の最先端を行っていた横浜の建物は石造りやレンガ造りの洋館も多く、揺れに弱いこれらの建物は一瞬のうちに瓦解してしまった。そうした市内の膨大な瓦礫を用いて埋め立てを行い、造成されたのが有名な山下公園だという。
その「山下公園」および日本で最初の洋式公園である「山手公園」と並び、横浜を代表する公園が「山下公園」の南側、港を見下ろす高台にある「港の見える丘公園」だ。
写真は2011年3月11日に撮影されたもの。撮影時間は「14:31」となっている。