山手公園 横浜の風景 神奈川の風景

日本最初の洋式公園「山手公園」 横浜の風景 神奈川の風景日本最初の洋式公園「山手公園」 横浜の風景 神奈川の風景 神奈川県横浜市中区

JR根岸線の石川町駅から歩いて約10分、細い路地が入り組んだその先、小高い場所に広がるのが「山手公園」です。一帯には「元町公園」、「港の見える丘公園」、そして「山下公園」などがあり、知名度や眺望などでいえば「山下公園」や「港の見える丘公園」などに軍配が上がりますが、この「山手公園」はそれらの公園と比べても少し特別な存在です。

そう、この「山手公園」は日本で最初に造られた「洋式公園」なのです。

幕末に黒船が来航し、その後結ばれた条約により、箱館(函館)、新潟、兵庫(神戸)、長崎と共に、神奈川(横浜)に港が開港しましたが、それに伴い横浜には外国人の居留地が造られ、人が住み着きました。そんな彼らはピクニックなどに使える場所が欲しいと日本政府に要請、政府は約6000坪の土地を貸与し、1870年に「山手公園」が開園したのです。

写真は春先の山手公園の様子。日がさんさんと射してとても明るく気持ちの良い空間でした。

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