春の海地獄 別府 春の大分の風景
天国のような「地獄」の風景 桜の花咲く春の海地獄 別府 大分の風景 大分県別府市鉄輪
大分県・別府温泉の観光スポットといえば別府地獄の「地獄めぐり」。別府にある100度近い源泉を巡るこの「べっぷ地獄めぐり」は、明治時代に始まり、大正から昭和にかけて盛んになったといいます。
元々はその色や湯気の沸き立つ、ややもすれば恐ろしくも見える様子から「地獄」と呼ばれていた源泉を、明治時代の終わりごろに料金をとって観光客向の施設としたのが次第に人気を呼ぶようになったもので、今では別府の観光の目玉として欠かせないものとなっています。
「べっぷ地獄めぐり」は、「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」の七つからなりますが、それぞれ特徴的な見た目や雰囲気を持っていて、訪れる観光客の興味を引いています。
写真はそんな地獄の一つ「海地獄」の春の風景。「地獄」という名がついているものの、特にこの「海地獄」は美しい色で知られていますが、それに加え春になると桜をはじめ、花々がそこかしこに咲き乱れてより美しく、「地獄」というよりも「天国」のような様相を見せるのです。