2月の沖縄 慶佐次川の風景 冬の沖縄の風景

2月の沖縄 慶佐次川の風景 沖縄の風景2月の沖縄 水の引いた慶佐次川(げさしがわ)河口付近の風景 沖縄の風景

青く透き通った美しい海も最高に魅力的な沖縄だが、その一方で「やんばる(山原)」と呼ばれる沖縄本島北部の豊かな緑、山々や深い森のある大自然もまた一味違う沖縄の魅力。そんなやんばるにある慶佐次湾のヒルギ林(マングローブ)は、国の天然記念物にも指定されている面積約10ヘクタールにも及ぶ沖縄本島最大規模のマングローブ林で、ヤエヤマヒルギ(オオバヒルギ)、オヒルギ、メヒルギといった種類のヒルギが自生する。ヒルギは、川の水と海の水が混じり合った「汽水域」に生息するがこの慶佐次川の河口付近は干満の差が大きなことで知られており、満潮時には水の中にあるヒルギの根や、ヒルギ林に住みつくシオマネキやノコギリガザミ、ミナミトビハゼなどを観察できると人気。写真は慶佐次大橋から見た慶佐次川の河口付近の干潮時の様子。満潮時にはここがすべて水に満たされた状態になる、というのが俄かに信じられないほど水がひいている。

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