富岡の路地 群馬の風景
富岡の路地 群馬の風景 群馬県富岡市
群馬県富岡市にある「富岡製糸場」は、かつての日本を支えた「絹産業」に関連する重要な遺産として、国宝および国の史跡、国の重要文化財にも指定されている貴重な施設。世界遺産に登録された2014年には年間133万人が訪れたものの、残念ながらその後は入場者数は減少の一途をたどり、コロナ以降、また入場者の数は少しずつ回復してきてはいるものの低迷しているといいます。逆に言うと今ならじっくりと見ることができるチャンス。国宝にもなっているこの「富岡製糸場」、訪れたことがない方はぜひ一度は足を運んで、明治期から大正、昭和と、日本の産業の一翼を担ったその歴史と建物と機械を実際に目で見て学んでいただきたいのですが、その際、富岡製糸場だけでなく周辺地域の散策もぜひおすすめです。随所に歴史が感じられる味わいのある町並み、ちょっとレトロな雰囲気が漂う路地裏を散策しているだけで、なんとなく楽しいのです。大正時代創業の老舗割烹などもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。